令和4年度(2022年度)薬友会関東支部定期総会・講演会・懇親会(オンライン開催)のお知らせ 及び近況報告のお願い

 2022年度の関東支部定期総会・講演会・懇親会は恒例の7月の第二日曜日にオンライン開催する予定です。
昨年に続いて、皆様に不便をお掛けすると思いますが、何分コロナ禍で対面の会議を設定することが難しく、ご理解の程よろしくお願いします。

 定期総会参加の方は、6月27日(月)までに下記の薬友会関東支部専用のメールアドレスにメールタイトル「総会参加」として返信ください。総会への参加が難しい方も、是非近況報告だけでも結構ですので、メールでご連絡いただけると嬉しいです。

 メールでの返信が難しい方は会報35号に同封のハガキ(63円切手の貼付をお願いいたします)に記載の上、返信ください。
総会・講演会・懇親会に出席・欠席のいずれかを〇で囲み、さらに氏名、住所等の必要事項を記載した上、次年度会報に掲載する近況報告もご記入下さい。同様に6月27日(月)までに投函をお願い致します。

*メールとハガキの両方で返信いただく必要はありません。

令和 4 年度(2022 年度)定期総会

開催日
2022 年 7 月10 日(日)午後1 時 00 分より

  • 午後1 時 00 分~:定期総会
  • 午後1 時 20 分~:特別講演 1
    演題:新しい時代に活躍する薬剤師を育成するために
    「6年制薬学部の薬学臨床教育のめざすもの」
    名古屋市立大学大学院薬学研究科 臨床薬学分野 教授 鈴木 匡
  • 午後2 時 10 分~:特別講演 2
    演題:後発医薬品の品質問題と安心して使用できる環境の整備について
    国立医薬品食品衛生研究所 薬品部 部長 伊豆津 健一(昭和 61 年卒)
    *講演の概要は下記を参照ください
  • 午後 3 時 00 分~:オンライン懇親会(午後 4 時ごろ終了予定)
    *懇親会の飲食は各自でご用意をお願いいたします

総会参加申込および近況報告

 下記薬友会関東支部専用アドレスに、下記の事項を入力のうえ、メールで返信ください。
「総会参加」で返信いただいた方々に、オンライン開催用の URL をメールにてご連絡します。

 また、オンラインの会議が初めての方のために、事前にテスト日を設けて接続テストを行う予定です。
テスト日についても「総会参加」で返信いただいた方にメールにてご連絡します。

  1. 氏名
  2. 郵便番号、住所(都道府県および市区町村)
  3. (令和 / 平成 / 昭和、もしくは西暦)卒業年次・院入学年次(他大学より)
    例 名市大卒の方:R3 卒
      他大学卒の方:R3 院入
  4. 4 年制・6 年制の専攻区別
  5. e-mail
  6. 電話番号
  7. 総会に参加します or 欠席します
  8. 近況など(次年度の会報に掲載します)
薬友会関東支部専用アドレス(総会参加申込、近況報告及び問い合わせ)

kantoshibu@phar.nagoya-cu.ac.jp

【特別講演 1】

演 題
新しい時代に活躍する薬剤師を育成するために
「6年制薬学部の薬学臨床教育のめざすもの」
講師名
名古屋市立大学大学院薬学研究科教授 鈴木 匡氏
概要
6年制薬学部が開始されてから15年以上が経過し、平成25年には薬学教育モデル・コアカリキュ ラムが改訂されて、本格的な臨床の実践的能力を育成するカリキュラムが提示された。薬局・病院22週間の長期実務実習にもガイドラインが提示され、薬剤師の業務を教えるのではなく、患者 個々に最適な薬物治療を主導する能力育成を目指す実習が提唱されている。令和4年度には再度このカリキュラムが改訂される。
社会の激しい変化に対応して活躍できる新しい時代の薬剤師養成のために、これから薬学部が目指そうとしている臨床薬学教育について解説する。

【特別講演 2】

演 題
後発医薬品の品質問題と安心して使用できる環境の整備について
講師名
国立医薬品食品衛生研究所 薬品部部長 伊豆津 健一氏
概要
社会の高齢化が進む中で医療保険財政の保持を目的に開始された大規模な使用促進策により、後発(ジェネリック)医薬品の数量シェアは約80%まで増加した。一方で2020年から連続して 発生した睡眠剤混入による健康被害の発生やGMP違反による行政処分と自主回収の頻発は、医薬品への信頼を低下させるとともに、安定供給の大きな障害となった。問題の多くが基本的な製造管理の不備により生じた事から、各社での再確認と行政による薬事監視の改善が進められている。
当日は後発医薬品の開発時と承認後の製造・供給に分けて、品質確保の基本となる仕組みを概説するとともに、現在の課題を考える。
また国立衛研の薬品部が事務局を担当する「ジェネリック医薬品品質情報検討会」での15年間の活動から、規格の充足に留まらず、先発品と同等以上の品質を確保していくための取り組みを紹介する。